シンガポール最強ナンパ師宣言。

自分時価総額を上げるライフスタイルを目指して

ナンパにおける日本人コミュニティーの功罪

シンガポールでナンパを初めてから、日本人コミュニティーを極力避けてきた。
シンガポールではほとんどの日本人は日本人としか交流しない。

この国の人口構成は、中華系74%、マレー系13%、インド系9%、その他3%
この「その他3%」には白人、黒人、その他アジア人などが含まれる。
その他アジア人の中でも更に少数グループとなる日本人とだけと交流している。
これはかなり特異な傾向ではないかと思える。

確かに日本人コミュニティーは居心地が良い。居心地が良すぎる。
それ故、一度でも日本人コミュニティーに所属すると抜け出せない。
言葉の壁もなく、文化的障壁もなく、みな同胞である。
それはまさにアウェイの中のホームのような感覚であり、砂漠の中のオアシスなのだ。

僕も昔は日本人が集まるイベントに非常によく参加していた。

普通にしていれば、日本人コミュニティーは心の拠り所となる。
しかし、少しでも女を追うタイプの気質の人間には非常に危険な面もある。

男性が女性を追うとき、100発100中で上手く行くことなどない。
どのようなイケメンでもフラれる時はフラれる。
問題なのは失敗した時や、成功したとしても、その個人情報が拡散してしまう危険性が非常に高いということだ。

実は先日、某日本人コミュニティーの集まりに参加した。
このような不特定多数の日本人を集めるイベントに参加するのは1年ぶりぐらいである。
そのイベントはFBで参加者を募っている。
参加者は誰が参加しているのかわかるのだが、そのMutual Friendsの多さが異常である。
僕はほとんどの人が初対面であったにも関わらず、Mutual Friendsが最低4人~最大24人である。
初めて会う人が、必ず友達の友達なのだ。

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このような状況下では、ポジティブな情報も、ネガティブな情報も瞬時に共有されてしまう。
まるで女どもの目や口が4G回線と接続されているかのような世界だ。

先日のイベントでも、終了後に参加者同志の懇親会があったのだが、
そこでやはり噂話が飛び交っていた。
とりわけ非モテ男の女絡みの失敗談の情報交換は非常に酷い語られ方をする。
ちょうど僕も知っているある男性が「オーラ診断をしてあげよう」と言って女を口説いて失敗したようだが、
それを非常に気持ち悪いストーカー行為のように印象付けるような語り口で噂されていた。

確かにそれは気持ち悪い行為だったのかもしれない。
だとしても、そのような失敗(ストーカー行為)なり成功(ヤリ捨て)の情報が、
まるで女どもの噂話クラウドデータベース上で瞬時に並列化されて、長期にわたり保存され、
飲み会のたびにネタにされるのは非常に恐ろしい。

日本人コミュニティーに参加してしまうと、忘れられる権利の保障が難しくなる。
そいて一度でも非モテorヤリマンというレッテルを張られると、絶対にそのイメージを払拭することはできない。

シンガポールでは悪いことはできないというが、それは日本人コミュニティーに所属している限り真実だ。
本当にシンガポールで悪いことをしようとすれば、それはやはりナンパをするしかない。
誰も知らない誰かの噂はできないのだ。

ナンパ師は初対面の女性の前では常にStrangerであるべきである。
失敗しても自分が口撃されないように、成功しても対象女性が口撃されないように。
その為にはできるだけFBでMutual Friendsを増やさないように隠密行動をしていくべきである。

極論を言えば、日本人が集まる場所で、行っていいのはMeidiyaだけだ。
たとえば、そこで日本産ワインを買って、Clarke Quayの橋のドBSに飲ませる。
しかもカネは女に出させて、自分はカネを払わない、更にはいい感じに酔っ払ったらドBSを置き去りにして、
電車で家に帰るというクソさが気持ちいい週末を過ごすかどうか。

その程度の日本との距離の置き方をしなければ、もしこのような悪行が日本人にバレたとき、
あなたは日本人コミュニティーから村八分にされてしまうだろう。

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※写真は井筒ワイン、昭和8年創業の老舗ワイナリーです。

女遊びをしたければ、まずはClarke Quayで非日本人相手にストナンを始めるしかない。
Clarke Quayを制す者が、シンガポールのナンパを制するのである。

電子や光が駆け巡り、企業のネットがシンガポールを覆っても、
民族や文化が消えてなくならないほど、過密化している日本人コミュニティー。

この国で女遊びをしたければ、日本人コミュニティーに参加してはならない。
必ず誰かが見ているのだから。

知らんけど。