年収1億円シリーズ:独立した経営コンサルタントの話
非モテ日本人のみなさま、こんにちは。
シンガポール最強ナンパ師です。
最近、年収1億円以上ありそうな人の研究にはまってまして、昨日もあるセミナーに参加してきました。
内容は外部に漏らすなと口すっぱく言われましたので、ボカして書きます。
まず、講師のスペックは下記です。
慶應義塾大学経済学部卒業、邦銀入行、シカゴ大学経営大学院MBA取得。
1990年に米系コンサル→別の米系コンサル移籍(MD)→別の米系コンサルにまた移籍(パートナー、シニアパートナー)。
某英国経済誌から世界のトップ金融コンサルタントに日本人として唯一選出される。
現在、コンサルタントとして独立し、ベンチャーキャピタリスト、その他10個ぐらいの仕事を同時に掛け持ち。
すごくないですか?
で、そのセミナー料金がいくらだと思います?
なんとたったの1,000円。もうね、ここまでくるとお金とかどーでもよくなるのでしょうね。
内容もあまり明確には書けないけど、キーワードだけ抽出します。
コンサルタントとして目指すのはクライアントの成功しかない。
しかしコンサルタントとして上手くいくのは継続して受注するやつ。
本当にいいのは客に2年だけコンサルして絶対に客に利益だすビジネスモデルを確立させ、その後は何もしないのがいいが、それでは2年でビジネスが終わるので、
最近のコンサルはわざと最初から全部うまくようにしないとか。
コンサルとして一番の根幹はその提案が義かどうか。
絶対に善と思うことをやる。善きことをやりたいとおっしゃっていた。
なぜか転職の話題になり、転職に関する注意点は下記。
1. 何があっても食えるようにしておく
転職する前に転ばぬ先の杖(スポンサー)を先に見つけておく、食べれる状態を先に確保(セーフティーネット)が重要だとのこと。
これは僕には痛いぐらい理解できる話だ。
スポンサーができないうち、ネットでコンテンツが売れないうちは転職するべきではないかもしれない。
2. 未来が読めたら苦労ない
ファンドマネジャーでも株の将来の値動きは全くわかんない
だから未来を正確に予測するのは不可能。
でも大きなトレンドぐらいは分かる。何が成長産業か見つけてそこへいく。
絶対に衰退業界にはいかないのが鉄則。
でも成長産業だと思っても、例えば規制緩和で利益なくなる、海外のでかいプレーヤーが日本にくると市場環境が変わるので結局は予測は不可能。
だから結局は行き当たりばったりでOK。
例えば10年前のFortune500企業でも、実は10年経つと2/3がランクから外れる。
昔の日経新聞の調査では、企業の寿命30年との結果がでた。
高度成長期には石炭産業、石油化学産業が非常に成長した。
でも今は確実に衰退産業にある。
企業がいいときは10年しか続かない。10年後に25%だけ継続成長し、75%はダメになる。
10年に1回はビジネス変えないとだめ。
例えば商社だと冬の時代→夏の時代を繰り返す。
バカな新卒の就職先人気企業ランキングで上位にきたらピンチだと思った方がいい。
この辺は総合商社のバカな人事は気づいてないから、就職人気ランキングを気にしてる。
外資経営コンサルがそれは危ないって指標をどんどん上げようとしてるって、
マジで総合商社の中の人(下流バックオフィス人材)ってビジネスセンスがない。
北海道で農業でもしておとなしくしておいてください。
元弊社、新卒が軒並み上位商社に落ちて見込みよりかなり多く本採用。ほとんどバックオフィスに流れたようだ。商社入って下流バックオフィス(人事、監査、広報、情報)とかに配属って、どんな気持ちなんだろ。てか、商社マンって下流バックオフィスがある意味で最高。社内無職で年収1千万超える。
— シンガポール最強ナンパ師@リア充工学 (@PUssY931) 2016年6月2日
3.生き残ればいい
転職して新しい組織に入ると最初適応して→最後は差別化が重要(個性を出す)。
自分と同じぐらいがせいぜい。背伸びしすぎない。伸びるけど人がいない業界がいい。
例えば1990年の米系コンサルファームなんて変な場所にオフィスがって、エリートはいかなかった。それが今では都心のすごくいい場所にオフィスがある。東大理系卒が真っ先に履歴書を送ってくる会社になってしまった。
自分より優秀な人材がその業界に入ってきたら転職サイン。
How Google Worksも紹介されてたので読んでみたい。
この本に書いてあるのは「MBA はクソだ。長期計画なんて作れるわけない」ということ。
例えば昔の米系コンサルはアクションプランは1枚しか作らない。
長期計画書は役に立たない。なぜならば世の中の諸変数が変わらない前提だから。
これは僕も思っていた。中期経営計画とか作る会社はバカしかいない。
あとは業界2番手のところにいくのもいいらしい。みんなと同じ畑にいかない。
コンサルで成功するコツは先に仮説とアジェンダを作る→それから分析する。
コンサルや論文製作で役に立つらしいが、これはコンテンツ製作でも同じ。
まず仮説を閃くことが大事で、なぜそう思ったか、そのゴールまでの道のり、儲かる仕組みを、徹底して論理的に考える。
普通とは逆。まず勘を作る→ロジックで肉付け。
先に惚れて、次分析。
この感覚はコンテンツが売れだしてる人なら理解できるだろう。
あとキーワード的にグランピングも面白そう。
気になったのが参加者のスペック。
外資コンサル、独立した弁護士、医者ベンチャー?、ベンチャー経営者(南場智子さんと知り合い)、 などなど。
非常にハイスペックなオジさんが集った回だった。僕が最年少?かもしれない。
要するに、僕は他の40歳〜50歳(年収1,000万円系)と肩を並べだしたのだ。
そして女性は1人しか参加してなかった。やっぱ女性ってアンテナ折れてるんですね。
ということで、すこし散文になったが、金持ちの視点というのがお分かり頂けたでしょうか。
知らんけど。