シンガポール最強ナンパ師宣言。

自分時価総額を上げるライフスタイルを目指して

フィリピンナンパノックDay4

スポンサードリンク:


2014年12月30日、フィリピンナンパノックDay4。
今日は悲劇的な1日となった。ここに書くのを憚れる程に。

14:00
ストナンするも、僕はモチベーションも低く、だらだらしたストナンをしていた。
いくつかのガンシカ、いくつかの番ゲ。白人にも声掛けした。

17:00
部屋で夕食として即席麺とヨーグルトを食べる。

18:00
ストナン再開。
某所で女性二人組が座っていた。女性が伸びをした。
僕はそれを勘違いして僕に向かって手を振っていると思ったのだ。
当然、それをIOIと誤認して声掛け。
オープン。2人とも爆乳美人。そしてノリがいい。
すぐ横にレストランがあったので連れ出し。
A子(巨乳)とB子(爆乳)はこのナンパノックで出会った女性の中で最も美しい女性だ。


これと3Pできたらなー、と妄想しては勃起していた。

軽めの飲みを終え、次ぎはEast Woodで酒を買ってホームパーティーをしようということになった。
そしてA子はドライバーに電話をする。
身なりからして相当のお嬢様とは思っていたが、お抱え運転手までいるとは。

21:00
East Woodでワインとテキーラとおつまみを買い、彼女らの家へ。
そこは一戸建てで、計4人とルームシェア
家に入るとC子がいた。挨拶。

パーティーは2階の部屋でやることに。
カラオケセットもある。
そこで3人でダンスしたり酒を飲んだり。

そして巨乳3人が全員悩殺タンクトップに着替える
そんじょそこらのKTVよりエロい。
男は僕だけだ。王様気分である。

今日は4Pやんけ!と心の中で妄想していたところで、なんと追加ゲストでD子登場。
D子はあまり魅力的ではないが、ギリ可食範囲だ。今夜は4即か!と妄想する。

23:00
そして酒が入った僕と女4人はちょっとエロい方向に。 
実はD子は酒が飲めないらしいのだが、今夜はなぜか飲んでいる。みんな驚いている。

僕は半裸で歌いながら踊っていた。
もちろんチンコは勃起していた。それは4人へのリスペクトであるので見せつけるように踊った。 

23:30
C子が僕にマッサージすると言い出し、僕はベッドに寝かされる。
ボディークリーム?をベタベタ塗られ、へたくそなマッサージを受ける。
僕が本当のマッサージをしてあげるよとC子に。 
実は僕のマッサージはプロより上手なのだ。C子は目をトロンとさせ微睡む。

その後、爆乳美人のB子にもマッサージ。
B子のタンクタップを脱がし、ブラのフォックも外してうつ伏せにさせる。
背中と腰を重点的にマッサージしつつ、ケツと股の付け根と太ももをマッサージ。

マッサージを終え、B子、僕、C子でベッドの上で川の字に寝そべった。
僕は勃起していた。それをB子とかC子に見せて、触らせて遊んでいた。
その部屋は異常な雰囲気になっていた。
もうエロいこと何でもOKパーティーだ。
我々は猿の時代に戻った。
ボス猿がハーレムのメス猿達と気が向いたらセックスする感覚。そういう雰囲気が醸成されていた。

D子にもローションを塗りマッサージをする。
A子とB子が食べ物を買いに行くと部屋を出ていた。
なぜか2人が部屋を出る際に、部屋の電気を消していった。
部屋はTVの明かりだけとなった。
C子は僕達の横で寝ている。
D子へのマッサージをちょっとエロいものにする。
腰からケツのマッサージ。
そのあとは足の付け根をまさぐり、
相手が感じ出したところで局部を指圧。
パンツの上から愛撫をする。
D子は感じて体をクネクネさせていた。
そしてパンツの中に手を入れ愛撫。
もだえるD子。キスをする。勃起したチンコをD子の顔に近づける。
しかしフェラはNGだった。
生意気な!と思い、より濃厚な愛撫した。もうイク寸前のD子。

その刹那、我慢できなくなったD子は僕に"Do you have condome ?"と聞いてくる。
僕はその時コンドームを持参していなかった。
セックスは僕のホテルでする前提でナンパしていたからだ。

僕は"I don't have"と答えた。
そうするとD子はおもむろにベッドから抜け出し、部屋の隅からコンドームを取り出した。
後で判明するがそのコンドームはB子のものだった。

暗闇でコンドームを付け、D子にチンポを挿入する。 
D子は痛がる。"It's painfull ! Move slowly !"と懇願する。 
僕は巨根だが、女性に痛がられたことはあまりない。
仕方なく僕もゆっくりと腰を動かす。
僕はセックスが下手になったのかと心配になった。

そしてもう止めてと言うD子。
別にD子はどうでもよかったので途中で止めた。トイレに駆け出すD子。
D子はトイレから戻って来てすぐさまベッドにもぐる。

24:30
そのあとC子が起きトイレへ。
そこで鮮血を発見する。
僕もそれを目視した。
実際にはマン汁と混ざっているのでやや薄めの赤い斑点が便座に付いている。
実はD子とC子は同じ生理周期なのだ。
先週2人とも生理終わったばっかりなのにトイレにはD子の血痕がある。
実はD子は処女であった。
僕は過去に処女とセックスしたこともあり、別に気にもしなかった。
C子は怪しく思うも、きっと酒のせいで生理がまたきたんじゃないかな?ということにしておいた。

僕はこの後、どうやったらA子とB子とセックスできるか考えていた。
全員を酒で潰し、1人づつ食っていこう。
考えただけで勃起していた。

1:00
しばらくA子とB子が買い出しから帰宅。
ジョリビーのバーガーと麺?を食べながら時間を過ごすが、D子の様態が変なのに気づく。

D子は小刻みに震えている。
痛い痛いと呪詛のように呟きながら。 
部屋の薬から痛み止めを探すが備蓄はない。

1:30
D子の震えが止まらない。心配した女性たちは町医者に連絡。
しばらくして町医者が駆けつける。
D子を別の部屋に移動させ診察。

僕と他のみんなはパーティー部屋で待機。
しばらくして町医者が"Are you her boyfriend ?"と僕に問いかける。 
医療用手袋には血痕が付いていた。
そして"Boyfriend"という言葉に怪訝な表情を見せる。
そして町医者は他の女性を部屋から追い出し、僕と2人になり何かあったのかを聞き出す。
なぜ外国人の僕がフィリピン人の家にいるのか?
それは安全上望ましくないことだと忠告を受ける。
いったいどうゆう関係なのか?とも聞かれた。

そして僕は今日の事実を全て話した。
 
パーティーの雰囲気がぶち壊しになるのの感じつつ、それでも前向きに対応することにした。

町医者の診断はD子はアルコールを摂取した状態での処女膜が激しく裂傷しており、出血が激しく、ホルモンバランスがおかしくなっている?等の説明をする。 
そして救急車を呼ぶことに。 

2:00
誰かが心配したのかD子の父親にも連絡を入れたようで、 救急車の到着前に父親が部屋に到着。
そして町医者から彼女の状態についての説明を受ける。
卒倒する父親。逆上し、よろめきながら「貴様がヤッたのか!」と僕に食いかかる。 
それは正に大げさというか、演劇のようなリアクションであった。

僕に接近する父親。
僕は殴られるのを覚悟したが、殴られなかった。 
父親が移動したはずみでワイングラスが床に落ちガラス片が床に散らばった。 

父親から尋問を受けつつ、氏名、シンガポールでの電話番号、パスポート番号、マニラのホテル名を聞かれる。
名前とホテル名以外は嘘の情報を教えた。 

父親は他の女達にもなぜD子に酒を飲ませるようなことをしたのか詰問した。
そしてA子の腕に平手打ち。
続いてB子にも腕に平手打ち。
僕は身を呈して女性を守った。
父親の女性に対する暴力は収まった。
しかしA子はガラス片を踏み足を少しケガしていた。僕はD子の容態よりA子の小さいケガの方が重大だった。
A子とは絶対にセックスできると確信してたし、またA子は非常に魅力的だった。

美しいとはそうゆうことである。

俺の大事なA子とB子を殴るD子の父親はクズだと思った。
だいたいお前の教育がダメだからナンパ師に処女を奪われるのだ。
そうだ、C子はただ処女を失っただけに過ぎない。
そんなことにわざわざ狼狽する父親は頭がどうかしている。
おめでたいことではないか。


町医者と父親がD子の部屋にいき、D子の様態を確認する。 D子は泣いているだけで何も答えない。

町医者がパーティー部屋に戻ってきて、衝撃の事実を告げる。
実はD子は問題がある女性だった。
何の問題か詳しく書くことはできないが、 
もし通常の緊急病院に搬入すると、僕に法的問題が発生するようだ。
Police沙汰ということだ。

フィリピンの警察は腐敗している。
フィリピンではヤクザより強盗よりも、最も危険なのが警察である。
警察に捕まれば外国人の僕はどんな目にあうか分からない。
禁固刑でもなんでもありだ。嫌なら多額の賄賂を渡し釈放してもらうしかない。

だからそれを防ぐために話の分かる病院に行く必要がある。
そしていろいろ必要な処置と医療費を書いた紙を見せられる。
合計8,000とあった。
僕はホットした。
どうせごちゃごちゃ言ってもP8,000(24,000円)で済むのなら今すぐにでも払ってこのことを示談に持っていきたかった。
P8,000なら問題ないというと、医師ははっきりとUSD8,000 (90万円)だと訂正した。
医者はなぜかUSDで金額を記載したのか不明だが、僕が外国人ということの配慮だろう。

実はD子は大学卒業後に親主導での結婚が決まっているそうだ。
許嫁に近い制度で、花嫁は処女である必要がある。それを僕がD子の処女を奪ってしまった。 
だから処女膜再生手術は不可欠ということになった。
それにしてもUSD8,000は高すぎる。

「はあ? そんなワケないやろ!なんで止血処置と処女膜再生手術がUSD 8,000もするのか!」と町医者に問いただした。

他の病院は確かに安いそうだ。
しかしその場合、病院はこのことを警察に連絡する必要がある。
そうなると僕は法律と戦うことになる。
残念ながら詳しくはかけないのでいろいろ想像してくださいり
僕とD子とのセックスには何かしらの違法性があったのだ。
そしてその点は僕が事前に知らされていなかった。
酒を飲んでいるし、大学生と聞いていたので安心したのだ。

町医者からD子と結婚する意思はあるか?などと聞かれた。"I can not confirm it now"と答えるのがやっとだった。
頭の中ではこのA子と特にB子とのセックスの可能性が薄れつつあるのを悔やんでいた。
もう乱交パーティーどころではないな。
せっかくの夢が…

一方で父親もこの事件を大事にしたくない。
特にD子の母親は心臓が弱い。
もしこれを知ったらショックで死んでしまうかもしれないそうだ。 
死なないとしても妻の心臓の負担になることは避けたい。これはここのメンバーだけの秘密にしなければならないと約束させられた。

父親はD子の結婚と自分の妻をどうして守るかということで頭が一杯だ。
僕も父親も話の分かる病院にD子を連れて行くのが一番いい選択肢だと合意した。

そして、警察の介入を避けるには、その選択肢しかないと納得しつつあった。

病院の費用は今日中に用意しないといけないと急かす町医者。
さすがに僕はUSD8,000も払う気にはなれない。どうやって交渉するか考えていた。
なんであの程度の女とやってそんな大金を払わなあかんねんというのが正直な感想である。 
しかし正規のやり方では僕の法的リスクはどんどん重くなる。
そこで僕はUSD2,500なら何とか都合がつくと父親に申し出た。
父親はUSD2,000なら負担できるという。
町医者に助けを求めるも、病院側と上手く交渉したとしても総額USD7,000が限度だと言い出す。 
僕と父親のカネを足してもUSD 4,500。あとUSD2,500足りない。

「病院との医療費の交渉なんぞグローバルビジネスマンの俺様がもっと上手やるからまかせろ!」
と心の中で思ったが、口に出だせる状況ではない。

2:00
医療費負担額の話は平行線のまま僕は金の都合をつける為、D子の父親の車でATMへ。

車には父親、町医者、俺、B子が同上し、救急車にはD子とA子が同乗することに。
僕たちを乗せた車は救急車の到着を待たず出発した。
車はHSBCのATMへ到着した。
取りあえずATMからUSD1,000相当(P44,0000)の金引き出し父親に差し出す。
ATMの引き出し限度があってUSD1,000相当が引き出せる最大の金額だと嘘をつく。
USD2,500も支払えない理由を懸命にでっち上げる。

そんな言い訳では父親は当然納得するはずもなく、
別のATMまで拉致られ、USD1,000相当(P40,0000)を引き出し追加で払う。
もうこれで示談に持って行こうとしたが、父親はまだ気に入らないようだ。 
「お前は今日できることの全てをすると約束したではないか?」と詰め寄られる。

そしてなぜか車で教会まで向かう。
父親は大きな決断をするときいつも教会に来るそうだ。

3:00
教会に到着すると町医者とB子を車から下した。

車の中で父親と僕との2人きりでまた金の話をすることに。
父親はUSD2,000程度しか払いえないのだが、最悪はUSD3,000なら都合がつくそうだ。 
実は父親の車はSUVのそこそこの車であった。
だから僕は父親はある程度は金があるはずだと思い父親の負担割合を引き上げられると踏んでいた。

医療費がUSD7,000。
父親の要求は僕の負担はUSD4,000相当(P179,0000)であった。
俺はまたATMの引き出し限度額の話を繰り返す。また貯金もほとんどの残高がないと嘘をつく。

父親は何かを僕に訴えかけるが激昂しているので何を言っているのか良く理解できない。
少なくとも"Kill"という単語は聞き取れた。
父親は僕に対して「お前は今日できること全てをすれば無事に解放してやる、二度と会うことはないとないと約束する」と言ってきた。

そして父親が車のセンターコンソールのボックスに手を伸ばし、銀色に光る何かをちらつかせた。
その形状はこれのような感じだ。 




それなんてコルトガバメント

             
拳銃は暗闇で怪しく銀色に輝いてた。

父親は"I don't want to use this " と告げた。
その言葉で僕は自分の置かれている状況を理解した。
僕の人生には追加でP92,000払う殺されるかの2通りの選択肢しかないということだ。
もうこうなれば金を払うしかない。

別のATMなら可能性があるかもしれないので、大きな銀行のATMへ連れて行ってくれと依頼した。

そしてまた4人で車でBDO銀のATMへ行った。
USD2,000相当(P92,000)を追加で引き出した。
ATMで金を引き出しながら、B子の番ゲ。
1月1日の昼メシアポを取り付ける。
D子の容態が心配だし、君にも迷惑かけたとかなんとか口実を捻り出した。
どのような状況でもナンパ師はセックスを優先させなければならない。 

そしてP92,000を父親に差し出す。
父親はP1,000が92枚の札束を握りしめ、それを車のダッシュボードに突っ込む。
そして僕をホテルまで送り届けるという。
タクシーは危険だからとほざく。
僕からしたらこの街で最も危険なのは父親だと思った。実際に車に銃もある。
そして俺はB子の番号が正確かどうかを確かめる。B子の番号は間違っていた。
車でB子に番号を訂正させた。
それもまた父親を怒らせた。この番号は絶対にD子には教えるなと強く念押しされた。

ようやくホテルに到着、車から降りて父親に挨拶し、ホテルの部屋までたどり着く。

明日の朝に父親からD子の様態に関して電話があるそうだ。

メンドクサイこと山のごとし。

翌朝、父親から電話があり、D子の手術は成功したと連絡があり、またD子には2度と近づくなと念押しされた。

このやりとりの終始僕はこれは詐欺でなないかと思いながらも状況を制することができなかった。 

こちらには負い目があったからだ。
A子とB子には僕から声を掛けたので、みんなを信じてしまった。
詐欺の想定はできていなかった。
これはよくできた美人局のセットアップ詐欺だが、詐欺られた後の数日はまだ詐欺の確信は持てなかった。

詐欺と疑わしき点は下記。
コンドームを外した際に僕の手には血痕が付かなかった。
処女という割には膣は緩かった。
医療費用の見積もりが全てUSD。通常ではこれはあり得ない。
救急車を見てない。
父親の挙動が芝居じみていた。
そもそもD子の情報は口頭のみでID等を確認していない。
便座に付着したD子の血痕の色は人間の血の色とはやや異なる。
町医者がやけに親切。外国人の僕を最初から庇っていた。

しかしごちゃごちゃ言っていたら警察か拳銃と戦うことになった。これが最大のリスクだと認識していた。
誰だって淫◯で捕まりたくはない。
また序盤には相手が武装していることが判明した。

そのなかでもよく交渉したとおもう。
下手をしたら拷問されカードを暗唱番号を自白させられその後に殺されていても不思議ではない。
事実、フィリピンでは殺人など日常茶飯事でよく日本人が殺されている。

美人局セットアップでは、お笑い芸人の長井秀和の場合は1,100万円ぐらいを恐喝された。

僕の場合はまだましな方かもしれないとも思える。

ではナンパなんなしなければよかったのか?
そんなことはない。
男の人生とは女関係でトラブル確率は高い。 
他の男の大失敗に比べたらこれはまだ軽い方だ。 

シンガポールではだいたいの日本人男性はKTVでバカみたいな金を使う。
オーチャードタワーで売春婦をS$250ぐらいで買っているAFCがほとんどだ。
たまの海外出張や休暇でバンコクで便所女を買っては満足している。
 
シンガポールAFCとの飲み会にいくと1回S$450ぐらいする。 
メシだけでS$100ぐらい、その後のKTV代S$350。
AFCはこの出費を毎月1回はすることになる。
僕はAFC人生と縁を切った。
AFCの人達との交流を絶った。 
そのおかげで女性にわけわからない金を払う必要はなくなった。
今回はセットアップ詐欺にあったが、それでもナンパをやめるつもりはない。
 
離婚をして毎月10万円以上の養育費を払う人もいる。
算数のできないバカな嫁のわがままで35年ローンで住宅を買う人もいる。
それに比べれば今回はこんな金でよく全部解決したものだと思う。
AFCならチンポが勃つ限り風俗に金を吸われるだけの人生。
風俗にハマって借金をするサラリーマンも多い。AFCの人生は拷問である。
 
それに比べれば今回の金額はまだまだ安いものである。
今回はチャカが出てきたのでどうしょうもならなかったが、次回以降の連れ込みはホテルを原則としよう。
また海外ナンパは女性の身元はある程度は確認することだ。
そしてヤバくなったらすぐに現場から逃げることを鉄則としなければならない。 

事実は小説よりも奇なり。

まさか自分からナンパした女が詐欺師だったとは。
非常にレアな確率を見事に引き出す。

僕は学生時代から格闘技を習っている。
素人相手なら複数から襲われても勝てる自信はある。
メキシコのティファナのスラム街など、外国で治安の悪い場所も幾度となく生き延びてきた。

しかし今回は銃が出てきたし、犯罪の加害者になってしまう恐怖もあった。 

シンガポール移住後は「なんでやねん!」という猟奇的なクソなイベントが連続して起こる。
まるでTVドラマの中のような出来事が頻発する。いい出来事は10%、嫌な出来事は90%。
シンガポール移住後は僕の人生は劇的に変わってしまった。 良くも悪も。

今ではクソイベント頻出の生活に慣れ、胆力はかなりついたが、それでも今日の一件はかなり萎える。
「セックスのペナルティーがUSD4,000ってなんでやねん!」
と叫びたい。 
そして今後一切ブスとはセックスしないことを誓う。
スト値7以上にしか声を掛けない。

これを書いている間もCNNからはエアアジア機(スラバヤ発、シンガポール行き)の墜落のニュースが繰り返し報道されている。
この瞬間もたくさんの人間が何かの理由で殺されたり、事故で死んでいることだろう。
 
僕はまだ命は取られていない。それだけが確かなことだ。 

何はともあれ、僕の口座からUSD4,000相当がキレイに消えた。
そしてシンガポールOCBC銀から外国での多額の現金引き出しに関する電話問い合わせが入る。
オペレーターにこれは僕が自分で引き出したと丁寧に答える。なんとも唇が寂しい。
もう金の事はどうでもいい。また稼げばいいだけの話だ。

今はただ前を向いて生きる事だけを考える。