SMAP問題の本質は世代間闘争
非モテ日本人男性のみなさま、こんにちは。
シンガポール最強ナンパ師です。
先般、SMAPというアイドル?団体がちょっとミスって既得権益層を激怒させてしまったのはご存知の通りです。
当初この問題は単なる芸能ゴシップとして扱われていましたが、
謝罪会見が放送され、それがTwitterランドを中心に物議を醸し出しました。
SMAPの問題は実は日本の構造的な問題を如実に反映しているに他なりません。
日本というのは老人だけが得をする仕組みの国家であり、
そこに暮らす若年層はただただ搾取されるだけの二流市民(奴隷階層)なのです。
それを最も端的に表現した図がこちらです。
上記でも明らかなように、日本とは60歳以上が人間が資産的なリソースを握りしめています。
国民の個人資産の合計の約1,500兆円のうちの60%以上を老人が握っています。
それ以下の世代はそのオコボレに預かるという国なのです。
キャッシュリッチなのは60歳以上であり、
それ以下の従属世代はまさにSMAP以下の若年世代であり、
既得権益層から見下ろせばリソース専有率20%以下のゴミです。
これが若年世代が苦しい、幸福感の薄い、夢がない、先行き不透明感があると思う元凶なのです。
この構造は政治では決して解決しません。
日本は民主国家であり、選挙で政治家が選ばれます。
しかし有権者の平均年齢は約53歳であり、選挙とは既得権益の保護ゲームでしかありません。
あなたがもし55歳だとして、自分に不利な法律を作ろうとする政治家を選挙で選びますか?
例えば若者の年金払い損がどれだけ深刻になろうとも、
50%以上の人が現行の年金制度に賛成しているのが今の日本なのです。
それゆえ、人口構成が変わらない限り、日本の既得権益層(高齢者)の支配構造は不変です。これは民主的な方法では絶対に変わりません。
何らかの理由で高齢者が大量に死滅しない限りは。
この状況で若者ができる対抗策は事実上2つしかありません。
1.「労働力」を既得権益層に差し出さない
2. 海外逃亡
本当に防衛策はこの2つのオプションしかありません。
SMAPがやろうとしたことは上記1です。
「労働力」をジャニーズ事務所に差し出すのを拒否したのです。
それは当然ながら既得権益層の怒りを買います。
逆に言えば既得権益層はそれを最も恐れているのです。
ジャニーズ事務所とは例えるならば「中居くん」をマネタイズするスキームです。
「中居くん」はジャニーズ事務所から独立して別のスキームで自分のマネタイズの方法を模索しましたが、
ジャニーズ事務所の強烈な圧力(生殺与奪権の行使)でそれを全力で阻止し、
他のグループが同様の考えを持たないようにキッチリと再発防止策(謝罪会見)を立てたのです。
ジャニーズ事務所の行為は世間ではかなり批判を浴びているようですが、
戦略上は最も正しいと言わざるを得ません。
逆に、芸能事務所を独立するという極めて難易度の高い取り組みに何の戦略もなく「思いつき」で臨んだSMAP4名と元マネージャーには失望です。
このようなクーデターはジャニーズ相応の事務所を巻き込なまいといけなかたのです。
ハリウッド5大エージェンシーのどこかと組んで、退路を確保してからやれば上手くいったのかもしれません。
ちなみに、僕が5年前に選んだのは2の海外逃亡ですが、海外生活には適応できず日本に戻ってきまいた。
今の僕に残された対抗策は1しかありません。
これは僕の人生をかけたテーマであり、これを読むあなたのテーマでもあります。
あなたは如何にしてこの高齢者による搾取構造から抜け出しますか?
参考までにシンガポール初代首相リークアンユー(Lee Kuan Yew)の言葉を引用しておきます。
引用:
日本は今、世界でなんら変哲もない平凡な国へと向かっている。
当然、国民の生活水準は今後すぐには低下しないだろう。
西洋諸国と違い、日本の「外債」は少ない。しかも、日本の科学技術は依然高水準で、国民の教育水準も非常に高いためだ。
これらすべての条件が時間稼ぎをしてくれるが、最終的には人口問題が暗い影を落とし、そこから逃げ出せなくなるだろう。
もし私が日本の若者なら、他の国への移民を考える。
日本に明るい未来は見えないからだ。
引用元:
知らんけど。