シンガポール最強ナンパ師宣言。

自分時価総額を上げるライフスタイルを目指して

客室乗務員アポ

気がつけばここ2ヶ月ほどナンパしていない。
この国を脱獄する為にいろいろと試行錯誤しているとあっという間に時間が過ぎる。

これはいかんということで、今日は久々のアポ。

対象は以前にブログに書いた客室乗務員。


シンガポール最強割烹と謳われる「やよい軒」Bugis+店で幻のキレイ梅酒と究極の焼き鯖定食や志向の生姜焼き定食を愉しんだ。
やよい軒の素晴らしいところは、白飯のお代わりが自由なことろだ。
銀シャリがお腹いっぱい食べられる。
更にキレイ梅酒(月桂冠)は日本国内の希望小売価格380円なのだか、シンガポールS$15(1,300円)ぐらいする。
物価はなんでもだいたい日本の3〜4倍ですねんの法則はいまだ健在である。
この理不尽な価格設定に耐えるのがシンガポール生活の醍醐味なのだ。

そして更に驚くべきことに、4月から夜間の公共の場での飲酒はS$1,000の罰金となり、
再犯なら禁固刑3年という法律が施行される。

例えば飲食店でワインをボトルで注文し、余った酒を店外に持ち出してしまうと、
それが酒の販売とみなされ、時間が10:30pm以降だと重罪になる。

野外で普通に酒を飲むだけで最大3年も懲役をくらうリスクがある。
それに国民の80%が賛成している。

夜の野外での飲酒はほとんどの国で合法である。
それは人間の普通の行動だからである。
それがこの国では突然に凶悪犯罪として扱われる。
酒屋や飲食店から刑務所までの距離が半端なく近くなるというわけである。
 
本当に嬉しくて涙が出るし、言葉に出来ない。
そういうワケで在シンガポール日本大使館がわざわざ注意喚起のメールを各日系企業に配信するという事態にまで至っている。

シンガポールは他民族国家である。
共通の価値観など存在するわけもなく、国内で共有されている唯一のコンセンサスが法律である。

独自の文化というものがなく、人間の行動はすべて法律で縛られる。
もし法律を違反したなら鞭打ちや重い量刑が課せられることも珍しくない。
街や建物、駅構内や電車の中まで至るところに 「xxxしたら罰金なんぼ」という掲示で溢れ返っている。
非常に美的センスが優れている。

因みに本当の鞭打ちに関しては、是非ここ(閲覧注意)を見て頂きたい。
先ほどまであなたが想像していた鞭打ちと現実のそれとは全くことなるであろう。

そしてそのような危険と隣り合わせの状況が日常に転がっている我々の生活を慮って頂きたい。
例えば欧米では大麻などはちょっとした出来心でやってしまうし、むしろ合法の場合さえあるのに、
ここで一定量以上の大麻を所持していただけで死刑になる。

志賀直哉の「城の崎にて」という小説の中で、主人公が出来心でイモリに石を投げ殺してしまう描写がある。
生とは死の対局に位置するのではなく、生というもののかなり近い場所に死が存在することを表現しているとされる。

日本でこれを読むと読者は主人公目線で物語を読むだろう。
シンガポールでこれを読むとイモリ側の目線で日常に偏在する死のリスクを恐れなくてはならないことに気づく。
いつ神の見えざる手で殺されても不思議ではない。
いや寧ろ今まで生きていることの方が不思議という世界である。
それが海外で生きるということだ。 

いくら僕がチン毛が生えているから飲酒ぐらいは自分で節度を持って対応できるから大丈夫だと叫んでも通用しないものは通用しない。
アカンもんはアカンというわけだ。

あなたが今日までやっている普通のことが、明日から凶悪犯罪として扱われる可能性がありうるということだ。
それを全て外国だから仕方ないということで割り切るしかない。
なぜならばこの国の政府は常に正しいのだ。万歳(マンセー)!

さて、話を本題に戻そう。

食事の後はNational Design Centerの展示を見物した。
↑昔のシンガポールの写真



その後はカフェに行き、それで解散。

本当に健全なことしかしていない。
女性も非常に楽しんでいた。
向こうからもスキンシップはあったが、
性的な意図はなく、単なる友達のようなジャレ合いであった。
それは相手の目を見れば明確であった。
向こうは本当に僕を男として見ていない。ような感じがした。

アポの内容はもうナンパ活動と呼ぶには相応しくないふわふわしたものであった。
まるで友達のようにおしゃべりをして終わった。 

そう、僕はもうすっかりAFCに戻ってしまったのである。

そしてこれからもこんな感じでしか記事は書けないと思う。

知らんけど。