シンガポール最強ナンパ師宣言。

自分時価総額を上げるライフスタイルを目指して

祝:シンガポール撤退

 

 

シンガポール非モテ日本男性のみなさん、こんにちは。
残念ながら僕は2015年9月30日でシンガポールを撤退してしまいました。

某読者からシンガポールでの生活があなたの人生とキャリアに与え た影響について総括せよというコメントがあり、
ちょっと自分なりにまとめてみようと思います。
これは以前から自分でも書こうかなと思っていたテーマだったので非常に良い機会だと思い整理してみます。
またそのような意識高い系の読者を抱えてるのが僕のブログの特徴なのだと再認識しております。  

さて、本題に入ります。
シンガポールは一言で表現すると「投資家の為の国」です。
投資家とは資本家です。
資本家を反映させる為にそれ以外の全ての人が一生懸命に生産活動 をするのがシンガポールです。
資本家目線で下界を見下ろせば健全な資本主義国家であり、 労働者階級から上を見上げれば熾烈な競争社会です。
 
労働者階級にも2つあり、シンガポール国籍の労働者と、外国人労働者(PR、EP、Sパス)です。
おそらく日本人の90%程度が外国人労働者(EP、Sパス) としてこの国で暮らしていると思います。
 
僕がシンガポールに来たのが2012年中頃でした。
それから3年ちょっと過ぎ、 シンガポールの様子は随分変わったなと感じます。
その要因は世界経済のパラダイムが変化してしまったということに 尽きます。
欧州は今後何十年も停滞するでしょうし、中国経済もヤバい、 東南アジアは怠け者、アフリカは永久の貧困国家。
北米だけが相変わらずのイノベーション国家で上手くやっているという印象です。
このような時代にシンガポールで住むということは非常に大変なこ とに変わりつつあります。
 
とりわけ現地採用の日本人には羅針盤が必要ではないかと考えます
簡単にいうと、やるべきこと& 避けるべきことの2つを明確にしないと迷走するだけで人生を浪費 して終わりになります。
 
シンガポールでやるべきこと&回避すべきことをまとめました。

1. 就労3年以内に月収S$10,000以上を目指す
日本人の場合、シンガポールで最初に就く仕事は月収S$3, 000-S$5,000のレンジが多いと思います。
月収S$5, 000というのは数年前なら立派な月収だったのですが、 今では負け犬です。
このレベルの収入の人の多くがシンガポールに不満を持つことにな ります。
一方で僕の友人達でシンガポールを愛している人達は月収S$ 10,000以上の人が多いなと感じます。
シンガポールはカネが全てです。
国土は狭く、 住宅用ビルと商業ビルしかありません。
 
人間の価値は 「所得 X 資産」 というシンプルな式で評価されます。  
その中で幸せに生きるには月収S$10, 000以上というのは必須です。
その収入レベルなら独り暮らしができます。
我々は家畜ではないのです。知らない人とルームシェアなんて我慢できるのは3年が限度。
もしあなたが就労3年以内に月収S$10, 000に達していないなら、 シンガポールから速やかに撤退しましょう。
やせ我慢は意味がありません。 この国でダラダラ働くのは危険です。
これは事業投資でも同様ですが、Exit戦略なきプランはだいたい失敗します。
この月収SDG10,000以上という基準が嫌なら自分で撤退基準を明確に設定すべきです。

年収を上げるのは実際には非常に難易度が高いことです。
しかし方法はあります。
産業構造の川上に遡上するのが手っ取り早いのです。 
化学産業なら石油精製会社、資源関係なら資源メジャー食品関係なら穀物メジャー、金融なら投資銀行自動車業界なら自動車メーカー、IT系ならGoogleERPならSAP/ オラクルを目指して転職や昇進を繰り返す以外に方法はありません
一番良くないのは管理職ポジションで月収SGD5, 000のことろで延々と頑張るというスタイルです。
これはシンガポール人のやることであり、 先進国育ちの外国籍の崇高な俺様達がやることではありません。
時間というコストに対して効率よくガッツリ儲かる仕事だけが正解 です。
それゆえ何をやるにしても産業の川上行くという発想は必須です。
それ以外のどうでもいい精神論やキャリア論は一切無視でOKです
逆に、産業の川下というのは起業する場合には良いのですが、やっぱりサラリーマンがやるべきことではないと思います。
例えばユニクロの店長にしても、雇われ店長はクソ人生ですが、オーナー店長ならハッピー人生であるという具合です。
サラリーマンなら川上に行くべきで、川下は起業家のやることです。
 
日系企業のは効率が悪く、 それ故に給料も低いので敗色が濃くなります。
日系企業の経営幹部クラスの野望は定年退職です。 彼らの野望とはその程度のちっぽけなものです。
それゆえやることがショボく、経営者でも年収は低いままです。
日系企業の管理職クラスの問題は、 自分の年収の上げ方を分かってないことです。
外資系企業に転職できないAFC管理職がダラダラと定年を待つ墓 場でしかありません。
 
日本の高齢者はリスク管理の天才です。 定年退職と年金受給という究極のゴールを目指して全身全霊を注ぎ 込んでいます。
日本企業の高齢者は何かを決めないことでサバイバルしているので す。若い世代はそこに巻き込まれてはいけません。
 
一方で極端な例となりますが、 GoogleAppleの経営幹部で定年退職を目指す人など皆 無でしょう。
彼らは世界を変えるような挑戦をします。それが彼らの仕事です。
どちらが面白いでしょうか。
外資系企業と日系企業の差は経営幹部の野望の大小が決定的に異な ると思います。
 
外資系企業で働く人材は、今日で貨幣経済が崩壊しても、 明日から狩り採集や物々交換(barter trading)で生活ができる人です。
日系企業オヤジは、今日で貨幣経済が崩壊しても、 明日もまだ紙クズとなった紙幣を後生大事にしている人です。
 
せっかくシンガポールに来てまで、 日系企業オヤジの円満定年退職ゲームに付き合っている場合ではありません。
 
今後、 日系企業で勤めている40歳以上の人間の話は全て聞き流してもよ いでしょう。
逆に外資系企業に勤める or 起業している 40歳以上の人間のみを参考としましょう。
 
3. ジョギング、ロードバイク、水泳、筋トレ
社会人がやるべきスポーツは個人競技がベストです。
わざわざ他の人と日程を合わせることなく自分のペースでジョギン グなど無料系個人スポーツで鍛えることで脳内でドーパミン放出し 精神的安定を得ます。
筋トレで体内でテストステロン増強し肉体的健康を維持します。
シンガポールで精神面での安定を保つにはドーパミンとテストステ ロンをどうコントロールするかにかかってきます。
特に「第三世界の人の戯言」や「白人様の剛腕」 に立ち向かう為にテストステロンで戦闘能力をアップする必要があ り、
ローカルフードでメンタルがやられそうな時にドーパミンで快楽指 数をアップする必要があります。
 
また住む場所もECP周辺などジョギングやサイクリングの環境が 整っているエリアに住みましょう。
ECP周辺で住んでいれば、 週末に朝早く起きれたならジョギングもできますし、 昼頃に起きても自転車なら炎天下でも運動ができます。
ランナーでも足の調子が良くない時は、 サイクリングで持久力トレーニングができます。
この国に住む日本人をよく観察してみれば、 幸福度が高い人ほど運動系の趣味を持っており、
起業家、投資銀行のバンカー、 外資系企業社員などの高いアウトプットが求められる人ほど自力系 スポーツの愛好家であることがわかるでしょう。
シンガポールは超ヒマです。 そんな環境で楽しく生きるには鋭い感性が必要であり、 そのような人達が最終的にはジョギング、サイクリング、 水泳に行きつくのです。
一方で、日系企業オヤジは異常なほど運動を嫌います。 だから幸福感が薄いのです。
 
そしてこの世の真理として筋肉はありとあらゆる問題を解決します
 
筋肉を育成するのにローカルフード(劣化油と高炭水化物) は最悪です。
朝は玉子サンドとプロテイン、昼はツナサラダ、夜は軽食( 炭水化物なし)とプロテインのように、
徹底してローカルフードを避けた食生活を心がけましょう。
ローカルフードは負け犬のエサです。
食えば食うほどLoser の味がするでしょう。
 
4. 第三世界の人は昆虫と仮定すべし
第三世界の人に何かを期待すると、 それが実現しない場合の怒りは大きなものとなります。
例えばホーカーの店員が客にキレてくる場合など、 本当にコントロールできないほどの怒りが込み上げてきます。
そうならないように、ほぼ全ての第三世界の人を「昆虫」 として仮定して会話をしましょう。
「虫さん、人間の言葉を話せエライね!」と、それぐらいの気持ちでいないと頭がおかしくなります。
一寸の虫にも五分の魂。
決して虫を侮蔑してはなりません。
生命の頂点に君臨する我々人間は常に慈悲深く善行を全うしてくだ さい。
 
 
5. 旅行は控える
シンガポールは世界で最も退屈な国です。
それは全てのシンガポール人が同意します。 実際に彼らは聞いてもいないのにシンガポールは退屈だと愚痴って きます。
そんなことは百も承知なのでふんふん聞き流すのが良いでしょう。
それに同調してシンガポールを批判するなど愚の骨頂。
また連休に海外旅行に行くなどは無意味です。 休暇の取りやすいハイシーズンは飛行機代は高くなり、 空港は混んでいます。
そもそも旅行したぐらいでは人生は変わりませんし、 カネが減ります。
単発の海外旅行は費用対効果が極めて悪いのです。 行くなら1年ぐらいかけて世界一周旅行をするぐらいがいいでしょ う。
残念ながら多くの人がこの単発の海外旅行の虜になってしまってま す。
結論的に言うと、日本人は最終的には「やっぱり日本は最高だ」 というところで落ち着きます。
それを知るのに大金をかける必要はありません。
また月収S$10, 000以下の人は母国への短期間の帰省の必要は一切なく、 シンガポールにしがみつきましょう。
撤退のケースも考慮して貯金をしましょう。
 
6. 個人の時代を意識する
キャリアについて考える際に重要なことはその仕事の将来性だと思 います。
いまどれだけ稼ぎかよくても、いまどれだけ需要が大きくても、 数年でそのビジネスが消滅するならば取り組む価値はほとんどあり ません。
例えば1990年代におてい、 日系の半導体メーカーは世界でも圧倒的な強さがありましたが、 今では見る影もありません。
エルピーダは倒産しましたし、 ルネサスは2011年から1万4千人のリストラをしようやく財務 的には黒字化となりましたが、この先はどうなるか分かりません。
 
また統計的に日本企業の平均寿命も23年程度しかありません。 米国企業の平均寿命はもっと短いと思います。
一方で個人の就労年数は少なくても40年以上はありますし、 年金が保証されていない国であれば22歳ぐらいから死ぬ直前まで 労働する必要があるかもしれません。
先進国の人間の平均寿命は延び続けるでしょう。
既に65歳以上の高齢者でも働かなくてはならない時代が来ている のです。
医学と薬学の驚異的な発展の影響で、 ヒトの生涯が恐ろしく長期化し、 65歳でも引退できなくなったのです。
 
我々の世代は100歳ぐらいまで現役で働くことになるでしょう。 それはすなわち、 我々の時代は100歳まで生き残るサバイバル術が必要であること を意味します。
 
また確実に時代のスピードが速くなっています。
時代のスピードとは変化量÷時間のことであり、 物事の変化が年々早くなってことが実感できます。
時代のスピードが年々速くなる宿命なのです。物理学では速度は 以下の式で表されます。
 
V=Vo+at 
・v₀は加速する前の速度(初速) 
・aは加速度(単位はm/s²) 
・tは時間(単位は秒) 

現行の速度(初速)に更に加速度が加わるのですから、
明日の速度は今日の速度よりも確実に早くなっているのです。
 
 
このような時代には企業の中期経営計画とか、 個人の10年後のキャリアプランなどは全く役に立たなくなってき ます。
10年後にその産業があるかどうか分からない時代なのです。
大前研一氏は現代を「産業突然死の時代」と表現しています。
このような時代には常に最適解を求め、 自己のリソースやスキルのポートフォリオを状況に合わせて組みな おす必要なのです。
新たな変化に速やかに適応できるものだけが生き残れるのです。
進化論を唱えたダーウィンは「この世に生き残る生き物は、 変化に対応できる生き物だ」と言っている通り、 非常にシンプルな法則ですが、激動の時代にはそれがより重要な意味を持ってきます。
 
不確実性が増すのでより個人の力が重要になります。
個人の時代と書くと違和感を感じる人もいるかもしれませんが、 要するに組織や国家が個人の人生を左右する時代は終焉したと感じ ます。
日本人がシリコンバレーで起業しています。
高校生がITエンジニアとして(あなたよりいい給料で?) 働いています。
所属している組織や住んでいる国がいつ崩壊しても生き延びるスキ ルを獲得することでしかリスクヘッジできない時代となります。
この傾向はますます強くなるでしょう。
 
社内スキルや業界固有のスキルは今の稼ぎを獲得する為に必要かも しれませんが、
将来の稼ぎを約束するものではないことを明確に意識すべきなので す。
どこの国でも食うに困らないようなスキルのみ価値があるのです。
企業勤めが合わない人は自営業やフリーランスで全く問題なく食っ ていける能力が必要なのかもしれません。
自分の勤務先が倒産したら直ぐに自分の人生が詰んでしまう、 解雇された瞬間に路頭に迷う等のリスクは徹底して排除しなければ なりません。
 
多くの人がサラリーマン的なに働き方をしているかもしれまんせが あなたが今の働き方を65歳以降も継続させるのは無理でしょう。
もしかすると100歳まで働かないといけない可能性を視野に入れ 、その時にどう稼ぐのかを今から準備しておくのです。
 
そして本業の所得に100% 依存しているのは非常に奇妙なことです。
本業50%+副業A 25%+副業B 25%ぐらいのバランスがいいのかもしれません。
 
本業がダメになることを想定して、 それでも所得が得られる仕組みを確立するのが望ましいかもしれま せん。
欧米では午前と午後で別々の仕事をしている人が多くいます。 独立契約者?というような人もいます。
ITの恩恵を最大限に享受して、所得の最大化を図るのです。
個人の生産性を最大化させる条件として、 個人が自分に本当に合った働き方をしないといけないのです。
 
全ての人が正社員を目指すというのは高度成長経済の国のみで有効 な勝ちパターンなのです。
欧州と日本はもうこの楽勝パターンは通用しなくなっています。
シンガポールでも若者は外国人労働者(世界的エリート) に職を奪われ大変な環境にあります。
 
7. 禁酒、低炭水化物
アルコール、炭水化物は仲間と楽しむパーティー系の飲食物であり、
一人で大量に食べるのは避けましょう。
肥満の人は生きる価値がないのです。
肥満は豚であり人間ではありません。
また市販の清涼飲料水や食べ物には多くの糖質が含まれており、 高確率で豚になります。
豚には人権がありません。
 
 
8. 読書
読書とは具体的に人生を変える方法をインストールする作業です。
小説でも使えるフレーズや危機回避方法がたくさん学習できるもの もあります。
基本はノンフィクションをたくさん読むべきでしょう。
Amazon Kindleでいつでも良書を読める時代に、YoutubeでTime Killingをしている場合ではありません。
またスマホでゲームをしている人も今すぐそれを削除してください。
 
9. 脱フーゾク→ナンパ
先進国の80%の男が非モテAFCです。 需要がないので当然です。
そこから抜け出だす唯一の方法がナンパです。
恋愛工学でもさんざん書かれているが、メスがオスを見る場合、 要するに他のメスとヤれているかどうかが第一試験なのです。
それがあって初めてGood Gene X Good Dadでの第二次試験に進める。
これは我々がまだ魚類だったころからメスの脳にはこ れを見分けるセンサーとかモニタリングソフトが組み込まれているのです。
このセンサーを騙すことはほぼ不可能だと思っていいでしょう。
だからまずこのセンサーに感知してもらうには泥臭くドブ板営業的にハメていくしかないのです。
ゲイランなんかに行ってる場合ではありません。
脱フーゾクができて初めて社会の仕組みを知ることになるのです。
利害関係がない人からKTVに誘われたら必ず断りましょう。
それで壊れる人間関係ならもともと重要でないので全く問題はありません。
ナンパを始めると自然にそれらの人間とは接点がなくなっていきます。
ほぼ例外なくそうなるので心配ない。
ドラゴンボールでも、初期のチャオズは強い設定でしたが、中盤以降はお荷物なのです。
お荷物(フーゾクにいくような友人)は少ない方がいいのです。 
道に落ちてる残飯にカネを払う人間とは友人関係を続けられません。
 
 
10. 批判はガンシカ
原則として、批判とは無価値です。 我々に必要なのは改善案や有効な施策のみです。
何をやるにしてもいろいろ批判されて辛いでしょうが、 それらは基本はガンシカでOKです。
しかし僕のように写真などをブログに掲載するとトレースされ本人 特定の危険が高まります。
特に非モテ日本人男性はこの国でヒマしてるので、 誰がどこで何をしたかに興味があります。
そして彼らは人の足を引っ張ることに長けています。 そうやって生きてきたので仕方ありません。
 
 
知らんけど。